JRの長距離高速バス、夜行バスは軒並みダブルデッカー(2階立てバス)が多数使用されていましたが、ここ近年数を減らしており、通常タイプの高速バスに置き換えられているようですね。

それもそのはず、ここのところ日本では2階建てバスのエアロキングは製造されていないようなんですねー

というわけで、無くなる前に乗ってしまおうと、JR高速バスの中でも最高峰だった『グランドリーム』に乗車してみました。グランドリームにはプレミアムシートも装備しており、東海道昼特急にも使用されているのかな???と思いきや昼間の時刻表には見当たらなかったですねー

 

車窓、車内放送の動画も撮影したので見てもらえると嬉しい。

動画にも含まれるが、車内や移動の様子を写真でも撮影したので、レポート、レビューは以下をどうぞ・・・

 

お目当てのグランドリーム。

真っ白な車体が他と違いを強調しています。

こんな堂々とした車体を見られるのも今年限りかもですね~~

 

こちらは全席4列シートのエコドリーム

2階立てに全て4列シートを並べることで、たくさんのお客さんを詰め込みます。
おそらく60人くらいは詰め込めるでしょう。景気が冷え込んだリーマンショック後の2008年ごろの登場と思われます。

これもいずれは通常型に置き換えられてしまうのでしょうねー

ただ不思議とお客がついて運航を継続しています。一度廃止された路線がリーマンショックで低価格嗜好になって復活して調子が良いとされる路線はいくつかありますね。

2階席

通常よりやや倒れる感じがする3列シートが並んでいます。

1階席のプレミアムシート。

夜行高速バスの中ではほぼ最高と思えるJRバスのプレミアムシートだが、、この西日本JRバスバージョンは残念ながら腰当てが無いです。

この点では最高なのがJR四国バス、次点がJR東海バスですね。腰当てもあり足起き、オットマンも高いのでほぼ水平と言っても良いくらい身体も伸ばせる。

グランドリームは3番目、ですねー

大阪駅を出て京都駅。

たびこんは大阪駅北口高速バスターミナルから予約していたのですが・・・うろうろしていて大阪駅に間に合わなかったので、京都駅から乗車。
京都駅北口(烏丸口)にある切符売り場で大阪駅ではなく京都駅から乗車する旨を告げたのですが、時間になれば発車するので気にせずこのまま京都駅から乗車すればよいですよ・・・と言われた(苦笑)
運転手さんは心配しないのか訊くと、少しは気にするかもしれませんが、時間になれば発車するので・・・と気にしない様子・・・

まぁ、たくさんの便が出ているので個人ひとりなどいちいち気にしていられないのだろう。
PA・SAでの開放休憩でも「人数確認は致しません」と放送が流れる始末。時間になれば休憩も否応なく発車するようだ。PAに取り残された人はどうするのかな・・・(;´・ω・)

ドリーム号は一部の便は京都駅を経由しません。

名神高速を走ると土山SAで休憩するらしいですが、、爆睡でした(笑)

東名の足柄SAで開放休憩。いつしか運転手さんがJR東日本、JRバス関東の乗務員さんに交代しています。

グランドリームの通常タイプのバス

さらに最高峰と言われるドリーム『ルリエ』というのも出たらしいです。

↑通常のキングです。製造していないので、いつしか見られなくなります。

関東バスのエアロキング(2階建てバス)に西日本JRバスの標準カラーのエアロキング。

 


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足柄PAを出て約1時間・・・

ほぼ定刻の6:20、バスタ新宿に到着、お疲れ様でした。

プレミアムシートはたびこん的には最高と言える造りでよく眠れました。
今回の便は西日本JRバスの車両でしたが、共同運行でJRバス関東の車両もいるようです。
途中でいつのまにか、JRバス関東の運転手さんへ交代していました。

ただし、翌日というか当日朝から仕事と言う場合は夜行バスで移動してきてそのまま仕事、というわけには行かなくなった年齢です・・・

バスはこのまま東京駅・日本橋口へと向かいます。

東京~京都・大阪間は大動脈と言えるだけあって、多数の夜行バスが往復しており、JRバスグループも10便程度往復させているようで、なかなかにというか、最大の需要を担っていると言えます。

個人的には身体をまっすぐにして寝られる夜行寝台列車の復活を望みたいところですが・・・

サンライズのような車両を投入すれば、それなりにお客は乗ると思うのですがねぇ~~

車窓、車内放送などの雰囲気を味わいたい方は動画をどうぞ↓

久しぶりの夜行高速バスの旅でした~~