東京(新宿)～長野高速バスアルピコ交通乗車体験記

ゴールデンウィーク真っ只中、東京から長野へ向かうべく、アルピコ交通の高速バス(京王バスと共同運行)で長野へ向かった。

【乗車日】2014年5月5日
【乗車区間】新宿西口高速バスターミナル15:40～長野ホテル国際21
【運行区間】同上
【担当バス会社】アルピコ交通、京王バスと共同運行

東京～長野の高速バスは、京王+アルピコ連合のほかに、長電+西武連合、ウィラー高速バスと競合状態にある。

そのなかでも、最も便数も多く、乗客も獲得している、と思われるのが、この京王+アルピコ連合の高速バスだ。

新宿駅、中央西口を出て、そのまま地下を進み、9番階段(だったと思う)から上に、地上に上がると…

ヨドバシカメラ前に、京王の新宿高速バスターミナルがある。

JALに何度も乗るたびこんは、搭乗券の裏のマックのクーポンが多数あるため、近くのマックでクーポン券を消化。

10分ほど時間をつぶして、高速バス乗り場に向かうと…

長野行きが入線していた。

丁寧な接客で改札を受け、乗車。
本日はアルピコ交通の2台運行だ。
個人的には同じ料金で4列シートはツラいところ。

実はこのバスの発車時、ちょっとしたトラブルが…
出発の放送が流れたところで、婆さん登場。
運転手さんが名前を確認すると予約は入っているらしい。
やり取りをしている間に、「改札終了！出発です」の構内放送が響きわたる。
とりあえずばあ様はステップに上がり、運転手さんは受け入れるも…
「早く全車出せ！」の係員の怒号が…
ここから現金精算がはじまり、ばあ様は一万円札を出す！
せっかく対応している運転手さん、さぞかしガックリ来たようで、お客様とターミナル係員の板挟みにならながらも、なんとか精算終了！

その間にいたたまれなくなったのか、2号車のほうが先に出発～

まあ、婆さんも無事に高速バスに収まることができ、めでたしめでたしなのだが…
ガードマン、ホーム係員など、お疲れ様も挙手も無く、無視される険悪な雰囲気のなかを出発…(笑)
まあ、ゴールデンウィークで軒並みのバスが2台運行で場所などがせっぱ詰まっているのもわかるんですけどね…

たしかにキップも買っていないばあ様も悪いのだが…わかりにくい高速バスだらけになってしまった昨今にも問題ありかな…と。

昔なら駅に行けば多数の長距離列車があって、キップ売り場で係員に聞きながら列車をチョイスして乗れる気軽さもあったと思う。

高速バスが台頭して、ネット予約など便利になって格安に乗れるのは嬉しいのだが…
長距離列車が無くなることを招いたJRには怠惰があると思う。
(長野行きは新幹線や碓氷峠廃止の事情もあるとは思いますが…)

車内の様子と広々トイレ
2+1の3列シート車ですね。

今回は他の方のブログで何かと批判の多いプライムシングル。
追加料金500円也で3列シートの一人がけ席へ。

今回はゴールデンウィークでほぼ満席だろうから、１人乗車のたびこんは一人がけ席が良いだろうと他の方を配慮した結果だが…
なぜ一人がけシートに座るだけで500円も追加しないといけないのか、まったく解せない…
こんな悪施策はさっさと廃止して欲しい。

3列シート車を投入したのは評価できるんですけどね～
ただし、座席評価としては、福岡～長崎の九州急行バスのそれと同じで、背もたれの倒れは少ない…
レッグレストは無く、足おきのみで、あまりくつろげる、ぐっすり休んで行ける、という程のものではない。
横幅がわずかに拡大しているので、体格の良い男性でも、それなりに座って行ける、という感じだ。