福岡の天神から高速バス・九州号を利用して長崎へ行ったので、その乗車体験記だ。
少し古いが、アメブロからの転載、保存用の記事なので参考になれば幸いだ。
【乗車日】2012年2月27日
【乗車区間】福岡天神バスセンター⇒長崎駅前
【運行区間・担当会社】博多駅バスターミナル⇒天神バスセンター⇒長崎、九州急行バス
所用で急遽、長崎へ向うことになり、高速バスを選択。
本来であれば、ネットで予約して、カードで決済を行うのだが、本日は時間が読めなかったので、直接天神バスセンターへ。
往復切符:定価、5,000円⇒4,500円と少し安いので、往復切符を選択。
西鉄の天神バスセンターはいつからかカード決済もできるようになったので便利だ。
出張が多いマイラーとしては、当然JALカードで決済。
なかなか人が多い天神バスセンター。ごった返している。
そうこうしているうちに、博多駅バスセンターから九州号が到着。
便数が多いので便利だ。
俺が乗るのは、昭和町経由のノンストップ便。
このほかに、長崎出島道路経由のノンストップ便と、嬉野温泉などを経由する各停便が存在する。
乗り場に横付け。
画像ははっきりしないが、西工02MCのC-Ⅰと推測される。
車内の様子と座席。
あと、意外と座席が埋まり、ほぼ満席に。
圧倒的にJR特急のかもめと比較すると座席数が少ないとはいえ、健闘している。
全車、3列シートの10列配置だ。
また、最近では珍しくなった、車内中央にトイレが配置されているタイプだ。
ここで恒例の【座席評価】
3列シートで見た目は豪華に感じるが、背もたれの倒れ角度はほんのわずか。
レッグレストも無く、パイプ製の足置きが申し訳なさそうにあるだけ。
居住性はお世辞にも良いとは言いがたい。
これであれば、グレードの高い4列シート、JRバス関東や西武バスのようなシートを導入したほうが、定員も稼げ、居住性もアップするのでは?と思ってしまう。
ほぼ同時期乗車の
今回は比較的新しい、02MCの日デのAT車だったから、若干古い車体に当たればこの限りではないと思う。
しかし、JR九州の白いかもめといい、長崎行きの座席は見た目豪華で実質はいまいちだと感じた。
見た目だけで行けばJRもバスもグリーン車なみ(笑)
↑白いかもめの座席は本皮で見た目豪華だが、実際に座るとお尻がツルツルと前のめりになり落ち着かない。
こうなれば、787系のかもめが最も居住性に限れば良いと思う。
そうこうしているうちに天神バスセンターを発車。西鉄の3000系が見える。
天神の渡辺通りでどっぽりと渋滞にはまる。
たくさんのバスが行きかう。
天神は西工天国だ。(西工が解散してしまった今、この光景も近いうちに見られなくなるだろう 残念)
天神の一般路線バスと車内に置いてあった時刻表。
今回乗車したバスも、時刻表の写真と同じタイプだ。たぶん。
ここで、乗務員さんの案内放送。
九州急行バス、福岡営業所のK氏。
案内は丁寧だ。さすが西鉄系だと感心する。
日産ディーゼルのオートマ車を安全運転で長崎へ。
福岡都市高速⇒九州道⇒長崎道へと走っていく
が・・・途中で爆睡。仕事の疲れが出てしまった(苦笑)
気がつくと東彼杵(ひがしそのぎ)を過ぎて、大村湾?の海がきれいだ。
このあたりはアップダウンが激しく、日デのAT高速車は登坂車線を利用する。
走り性能が悪いのか、運転手さんが遠慮してアクセルを踏み込んでいないのか・・・
↑きっと後者だろう(笑)
普段乗りなれている東京空港交通の日デ・オートマ車の爆走振ぶりとはえらい違いだ>東京空港交通
そうこうして、小一時間で、長崎バイパスを経由して、昭和町、渋滞にはまって、定刻の約10分遅れで長崎駅前の兼営バスターミナルへ滑り込む。
約2時間半の旅路、オツカレサマでした。
しかし福岡営業所だというのに「長崎ナンバー」が解せない。
まぁ、いちユーザーが突っ込むところでも無いだろう。
利用してみた感想は、座席は見た目の割りにイマイチだが、格安高速バス・ツアーバスの参入も無く、一定の利用者を確保していると思う。
JRQとの棲み分けができているのかもしれないが、男女、ビジネス利用もそこそこあったようだ。
↑スーツ姿の男女も半数くらいいた。
ほぼ確実に西工に当たることが多いので、楽しめる路線だ。
敵はJRではなく、マイカーなのかもしれない。
もともとはオール一般道で始まった特急路線と聞くので、歴史も長く、末永く頑張って欲しい。
実は、帰りの 長崎駅前 → 福岡(天神)も同じ車両、同じ運転手さんでした。
非常に丁寧な案内と運転で、ほとんど爆睡でした。
“福岡(天神)~長崎 高速バス・九州号【九州急行バス】 乗車した感想と画像日記” への1件のフィードバック