北海道の深川から名寄までJR北海道バスが運行する深名線の代替バスに乗車してみた感想で、この記事は後編、幌加内~名寄間になります。
【乗車日】1014年2月20日
【乗車区間】深川11:40~13:08幌加内13:18~名寄15:12
【運行区間】同上、ただし時刻表上では途中の幌加内で分割
13時過ぎに幌加内まで到着したたびこん。
約10分の乗り継ぎ、というか同じバスなので休憩時間に幌加内バス停周辺をざっと見てみます。
幌加内バスターミナルの2階はこのように深名線の資料館になっていた。
ざっと見てみます。
発車数分前になったので、バスに戻ります。
車内の様子と座席。
メルファにトイレまで付ける豪華仕様♪
トイレです。
深川からのバスから乗り継いだ2名も含め、3名で発車♪
いきなり田舎の風景が広がり、深名線の鉄橋が見えます。
どうやら土木的価値があるようで保存してあるようです。
雪原と誰も通らない道を行きます。
音威子府の文字が見えますが、80キロ!もあります。
ホントに北海道の内陸部、という感じですね。
景色は素晴らしいのですが・・・人も居なく寂しいです。
トンネルを越えて峠を越えます。
14:07ごろ、幌加内を出て約50分、朱鞠内(しゅまりない)までやってきました。
過疎化著しい町だそうです。
上り便とスライド、今度はエアロですね。
なかなかすごい・・・湖畔のほうまでいったん行って、引き返して来るようです。
2014年4月のダイヤ改正後の時刻表を見ると、ここがショートカットになるようです。
湖があるようですが、雪に埋もれてよくわかりません(笑)
再び山深くなってきました。
いつしかたびこん一人の貸切状態♪
寒い中、除雪ご苦労様です。
鉄道は廃止になって道路は整備されたものの・・・維持管理が大変ですね。
雪がひどくなってきました。
運転手さんは慣れた感じで単調にバスを進めていきます。
滑ったりはしないのでしょうかね???
母子里(ぽしり)、ここからばあ様乗車。
バス停はかわいいですが、厳しい自然です。
どうやって暮らしているのでしょうか・・・苦労がしのばれます。
スキー場を走っているようで運転してみたい誘惑にかられますが、素人は危険でしょうね。
峠を越えて名寄側に出たようです。
次は「北川宅前」~~
あれが北川さんちでしょうか???
バス停の名前を付けようが無かったのがわかります。
このように○○宅前とか、△△邸前、という名前のバス停が北海道では時折見受けられます。
再びだだっ広いところを行くと・・・少し家が見え始めました。
名寄川を渡って・・・ここから名寄市内と思われます。
名寄市内、途中名士バスの興部線始発の名寄病院を通って・・・名寄駅に近づいてきました。
数分の乗り換えで興部へ行くので、名寄病院で名士バスの興部行きらしきバスを見かけてホッとします。
15:17ごろ、終点の名寄駅に到着、お疲れさまでした。
運転手さんによれば、名寄市内の信号によりますが、ほぼ定刻に着く、とおっしゃっていただきました。
おかげで数分の乗り換えで興部行きに乗車できます。
また2014年4月のダイヤ改正で名寄駅着が10分ほど早くなっていますので、名士バスで興部行きに乗り継ぐ場合は、少し余裕ができました。
同じバス停にピヤシリ行き・・・となんとも北海道らしい地名の行先のバスの後・・・
名士バスの興部行きで興部へ向かいます。
ちなみに興部などへ乗り通したり、興部から先、紋別や雄武へ向かう場合はこのバス乗り場の切符売り場で回数券を購入しておくことをお勧めします。
名士バスと北紋バスの名寄~興部~紋別~遠軽、興部~雄武間は回数券などが共通で使用できます。
しかし、この名寄駅前や紋別ターミナル以外では回数券などの発売は無いようです。
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名寄~興部(名士バス)の乗車体験記はこちら
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前編(深川~幌加内)の乗車体験記①はこちら
とにかくこの深名線廃止代替バスは人口希薄地帯、過疎化著しい地域を走りますので景色はきれいかもしれませんが、経営や地元経済は厳しそうなので、興味がある方は乗車をおススメします。
“深川~名寄 深名線代替バス【JR北海道バス】乗車体験記②” への1件のフィードバック