自己暗示。これほど協力な催眠術はありません。
自己暗示1つで、ビールが薬になり、嫌いが好きになり……
自己暗示をきちんと知っておかないと、流される人間になりやすい。
健康を得るための手段として、自己暗示をかけることは大切です。
ということで、自分に暗示をかけることと身の回りの危険についてお話します。
■ ニュースは自己暗示の手段
今ニュースを見ると、「安保は戦争法案」報道がされています。
これを聞いて「戦争法案」という言葉が頭に残る。
この時点で「自己暗示」の出来上がりです。
他人から言葉をささやかれる⇒自分の脳内に深く刻み込まれる
⇒結果、言葉とイメージが先に出て、行動を縛る
人は言葉から何かを想像し、結果として自分の行動に規制をかけるのです。
■ 自己暗示をかける方法
他人からの情報はただ聞き流していると、いつの間にか言葉が脳内に入ってしまう。
それが自分の行動や考えに縛りをかけてしまいます。
縛られると他人の言葉ひとつに罪悪感や重圧を感じ、支配されがちになります。
そこで実を守るため、自分に良い暗示をかける方法を教えます。
1 紙を用意し、そこに自分にとって良い言葉を書きます。
2 書いたら文章を読みます。
この2つを朝起きた時、寄る寝る前に眺めること。
声に出した時に体内から力が出るときは、声に出すこと。
これだけで自分に自己暗示をかけることができます。
(ただ、効果は強くないので、強みを増すなら毎日やること)
■ 他人の意見を聞くときにやってはいけないこと
他人の意見を聞くとき、やってはいけないことがあります。
例えば他人があなたを批判するとします。
これが結構的を得ているのです。
すると、的を得ているからこそ自己否定をしやすくなります。
「自分は駄目だ、駄目だ、駄目だ」
良い方向に解釈するなら、そこから「なにくそ、ふざけやがって」
奮発し、頑張ることで良い方向に働くでしょう。
しかし、「ダメだ、やっぱり駄目だ」
自分をどんどん落としていくと無気力になってしまいます。
だから他人の意見を聞いた後に自分で勝手に決めつけてはいけません。
あくまでも他人は自分に対してそう考えているんだな。
参考程度に抑えておくことです。
その後「自分はどうしたいのか」
はっきりしておくこと。
■ 終わりに
世界は暗示でできています。
だからこそ、良い暗示を自分にかけていきましょう。
ただ、他者の言動は一応参考として聞いておくこと。
何でもかんでも否定もいけないのです。
本当、さじ加減が難しい。